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セルフライナーノーツ

Daisuke

 

カメレオン

僕は基本、楽曲制作において曲から先に書いて歌詞をあとからあーでもないこーでもないとパズルの様に当てはめていく事が多いんですけど。この曲に関しては歌詞のイメージもすぐに膨らんで、ほぼ同時進行で一気に楽しみながら書きあげましたね。

ぶっちゃけそれまで洋楽はほとんど聞いてなかったんですが、たまたま当時先輩のススメで聴きだしたスティービーワンダーに一時期めちゃハマって聞いてたんですね。同時期のさいたまスーパーアリーナでのスティービーの公演も行きましたもん。一人で。

たしかその頃に生まれた曲だったと記憶しています。

この曲を自分に取り入れて以降、音楽性や趣向もいきなりガッと広がったように思います。

 

歌詞的には自分の性格を上手く描写しています。

僕は決して主張を最初からパーンと貫き通すタイプではなくて、置かれたシチュエーションに応じて順応したり、可変していくタイプだと思うんです。

そんな自分を俯瞰して見た姿が、カメレオンというイメージにハマったのだと思います。

 

今では色んなジャンルを好む様になった僕の音楽性を説明する上でも、まずは先制パンチって感じでライブでも一曲目にやる事が多いですね。

今や僕の中でテーマと言っても過言ではない曲かもしれません。

spider line

まず曲が出来て、僕にしては珍しく途中で曲名を決めてからイメージを膨らまして歌詞を書きました。僕はいつも最後に曲名を決める事が多いので。

 

女性からのセリフではじまり、セクシーな場面の臨場感も上手く描けたなと思っています。

 

蜘蛛の巣に絡まった虫の様に、妖艶な女性のワナに見事かかってしまった主人公。

でも気付いた時にはもう遅い、、、

 

書いてく上で曲に合わせてdarling darling〜というサビのフレーズが浮かんだんですけど、書いてる途中「うる星やつら」のラムちゃんを思い出してさらに書き進めた記憶があります。

昔から大好きなんですよね、ラムちゃん。

実際彼女こんなに悪い子じゃないんですけど笑

でもイメージのきっかけになったのは確かかなー。

high

この曲を書いた頃Tahiti80のFosburyというアルバムにめちゃハマっていて、一曲目のBig Dayという曲にインスピレーションを受けて書いた曲です。

もっと自分達で表現するにはロックな感じで収まりましたが。

 

あんまりクラブとか言った事ないんで分からないんですけど、ライブハウスでもいいや、とにかく全身でバカデカい音を浴びている感覚?をイメージして歌詞を書きました。想像しやすくなります笑!?

是非ヘッドホンをしてデカい音で聞いてみて下さい。

音に恍惚として我を忘れるあの瞬間の様を切り取りたかったので。

Romeo & Juliet

初披露したライブの日の事を今でも覚えています。

というのもライブ当日まで曲名が決められなくて、ライブ直前にメンバーの一言で決まったんですよね。

最初の方は正直ちょっと曲名言うの恥ずかしかったんですけど笑

今ではしっくりきています。

 

誰しも一度は取り返しのつかない恋をされた事があるのではないでしょうか?

 

僕はあまりフィクションで歌詞を書かないので、、、内容につきましてはご想像にお任せしますが笑

ライブで演奏する時にも非常に気持ちが入る一曲です。

 

 

a tiny love story

2曲続けて切ない曲です、ごめんなさい笑

この曲の曲名に関しては、モチーフにさせて頂いた女性の携帯のメールアドレスにtinyというワードが入ってましてね。

それが強く印象に残ってたので曲名にも入れさせて頂きました。

アルバム中、唯一打ち込み要素が強いアレンジ。

個人的に僕が大好きな曲、くるりのワールズエンド・スーパーノヴァとかスーパーカーのYUMEGIWA LAST BOYなどをギターRyuheyに伝えて解釈してしてもらったら、見事にこんな素晴らしいアレンジに仕上げてくれました。

個人的に非常に気に入っています。

 

 

masquerade & blue moon

この二曲に関しては、僕が子供の頃からものすごく大好きで聞きまくった、チャゲ&飛鳥と安全地帯の影響が如実に表れているのかなと思います。

そう、今でもよく覚えてるんですけど小学生高学年の頃だったかな?クラスの朝の集会で週ごとに生徒主導で好きな曲を決めて、毎日みんなで歌うっていう決まりがあったんです。

それで当時流行ったチャゲ&飛鳥のno no darlin'を歌おう!ってもう一人チャゲ&飛鳥好きな奴と推し通して決めて歌ったんですけど、担任の先生に1日で止められたんですよ笑

だって冒頭から「土曜の夜は朝まで君を抱く」ですもんね。

そりゃ小学生が朝から合唱してたらアカンですよ笑

でもそれくらいね、歌詞の意味も分かんない頃からずーっと大好きだったんです。

安全地帯に関しては毎週の様に家族で行ってたドライブ中いつもの様に車内でかかってて、チャゲ&飛鳥と同様声や曲に惹かれていきました。夏の終わりのハーモニーとか10代からから?実の兄とハモって歌ってたんじゃないでしょうか?

そのくらいこの2組は、子供の頃からの影響が強く、自分の音楽性の根っこの部分になっていると思います。

書いた当時より今の方がより情感を込めて歌えますし、この二曲は個人的に僕のストロングポイントなのかなとも思います。

 

まぁ歌詞の内容に関しては、またしても皆さんの判断にお任せします笑

idiot! in your face!

そういえば今まで喜怒哀楽のうち「怒」がテーマになった曲は無かったですね。

自分でもびっくりするくらいに激しい歌詞の内容になりました。

だって表題の訳が「ばぁか!ざまぁみろ!」ですからね笑

最近はネットでネイティブの方達が話されている英語の熟語集?みたいなのを見るのが好きで、結構ネタ仕入れの為にも閲覧します。

我らがHangOutのバンド名も、そういうサイトを見漁って見つけましたから。

 

この曲に関して先にメロディが出来ていて、どんな歌詞にしようかとモヤモヤしてる時にたまたまサイトでこのフレーズを見つけて、これだ!ってビビっと来て一気に歌詞を書きあげたんですよね。

当時鬱積していた部分もあったので一気に噴出した感じです笑

信じて下さい。普段は滅多に怒らないんですよ。怖くないですよー笑

曲と歌詞とRyuheyのアレンジがとってもハマっていて、ものすごく気に入っています。

今までの僕の世界観とはまた違う一面を感じて頂けるのではないでしょうか。

full speed ahead

HangOutをやるって決まって、自身を奮い立たせる為にもこういう曲を書きたかったんですね。

我々の船出にあたり、こういう風に高まらせてくれた、書かせてくれたメンバーに深く感謝しています。

 

書いていく行程で正直ONE PIECE何話か見直しました。

僕はルフィ、Ryuheyあにぃはナミ(航海士または水先案内人だから)、Kさんはゾロ(んーとクールな佇まいとか天然なとこ笑)、マックさんはチョッパー笑(マスコット的な?怒られるわ笑)とか想像しながらね笑

オープニングテーマで使ってくんないかな。

 

僕はこれを書いている今も、メンバーや仲間たちと、そして我々に共感してくれる皆さんともっともっと「絶景」を見たいし、また見れると確信しています。

宜候(ヨーソロー)を合言葉に更なる快進撃を続けていきたいと思います。

あっ、決意表明みたいになっちゃった笑

colors of the rainbow

大きな試練を越えて振り返った時、それまで支えてくれた人、応援してくれた人、今も繋がってくれている人全員に感謝したかったんです。

なのでこの曲を歌っていると音楽を演れている喜びが溢れ出てくる感覚になります。この曲を書けて良かったなぁってしみじみと思うんですよね。

今一番大事な曲だし、今後もこの気持ちをずっと忘れずにいたいと思います。

この曲を歌う時、毎回込み上げてくるものがあるので大変なんですよ笑

 

いつかもっと歳をとってからこの曲をふと聴き直した時、今よりもっとでっかくて優しい色の「虹」を心に感じられたら良いな。

 

美しくて壮大なアレンジをしてくれたRyuheyに最大級の賛辞を送りたいと思います。そして愛してると。

Ryuhey編

カメレオン

1曲目にふさわしい曲ですね。

ファンキーなロックを、ストレートにやりながらも、緻密なアレンジが実にHangOutらしいなと。

個人的にはイントロのギターリフはハマったなと自負しております。ニヤリ。

Daisukeのボーカルにへばりつくようなオレのコーラスもイイね。

spider line

ダンサブルなロック。クールなギタープレイに終始徹底してます。

ギターは小気味よくカッティング。ひたすらカッティング。

非常にセクシーな曲ですね。

録音し直しているので、YouTubeにアップされているプロモの音源とは違います。わかるかな?

high

ベースが大活躍な曲。

突き抜けるメロディの良さは絶品。それに終始絡みつくベースライン。延々と刻まれるハイハット。そこに広がりを持たせるギター。右のRyuheyのギターフレーズに応える左のDaisukeのギターフレーズの掛け合いがオモシロい。

シンプルながら個々の役割が分散されたアレンジは絶妙。まさにバンドメンバー4人でできることをフルに表現できている。

Romeo & Juliet

力強いビートに乗っかって鳴り響くメロディアスなギター。それ以上にメロディアスなボーカルライン。女性のみならず、皆さんキュンキュンしちゃう曲ではないでしょうか?

オレはこの曲を演る度に毎回キュンキュンしてます。ナイショですよ。

a tiny love story

バンドで演奏しつつも、この曲の持つノスタルジーな時の流れをシンセ等を交えて自由に表現してみました。ベースをベースとして扱わなかったカンジが気に入っている。

タイムマシンに乗っているような錯覚をします。音と声によって時間の渦に引き込まれる。そンなキブンなのです。

masquerade

オトナにしか演奏できない曲かなと。

力説するのではなく、囁く。そンなカンジをバンドで表現できたなと。

Daisukeの甘く切ない歌声を聴いて恋に落ちてしまった方も多いのでは?

blue moon

ギターソロが多い曲です。個人的にギターフレーズのひとつひとつが気に入っています。

ボーカルとギターソロのフレーズがリレーし合っているカンジは美しいですね。

恋の炎が燃え上がっては揺れて、そして燃え上がる。オトナの切ない恋心を表現している歌詞とサウンドが切なすぎる。

idiot! in your face!

フラストレーションはロックの原動力。

不平不満や怒りは曲で吐け!という先輩ミュージシャンからの教え。

オレは意識してやるようにしているが、自然にそれができているDaisukeはカッコイイ。

キツい言葉の中に自分への決意をカンジさせる。グっとくる。

ファンキーなギターフレーズは実にオレらしい。

勢いがありつつオトナファンク。この曲スキ。

full speed ahead

Daisukeのソロアルバムを作るつもりで曲を作っては貯めていた。数カ月ふたりで作業して、だいたいの曲が揃っていた。そして最後にこの曲を送ってきた。

メロディと歌詞が心の中にグイグイ入り込ンできた。ギター弾き語りのデモに夢中になった。

すぐさまアレンジしながらドラムとベースを打ち込み、ギターを録音して、次の日には送信した。

歌詞を聴いた途端に荒波を全速力で進む船からの風景が見えた。オレたちの船に並走していななく海鳥の声をイントロのギターフレーズで表現した。

Daisukeはとても気に入ってくれた。

この曲ができた時にソロではなくバンドでやるべきだと思った。メンバーはアタマの中で決まっていた。

HangOut結成のきっかけになった1曲。合言葉は「宜候進め!」

この曲も録音し直しているので、YouTubeにアップされているプロモの音源とは違います。わかるかな?

colors of the rainbow

柔らかい光が差し込み、そこにある様々なものに色を与えていく情景が見えた。

Daisukeらしい美しいメロディに導かれるがままにアレンジした。

この曲にあるDaisukeの言葉は優しく強い。それらの言葉を乗せて遥か遠くまで響け、オレのギター。

届け。HangOutのメッセージ。

 

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