セルフライナーノーツ
私の名は「男D」と書いて「ダンディ」と読みます。
CDのタイトルは「男D」と書いて「カッコつける男D」と読みます。そのままのとおり、男Dにカッコ(「」)を付けたのです。気付かない方もいるかな~なンて思ったので、読み方もサブタイトル的に追加してみました。
野暮だったかな?
Thema of 男D
今回のレコーディングでは一番最後にできた曲。
ライブの準備と並行して行われたレコーディングの中で、男Dのイメージが固まってきた。その段階で男D登場のテーマソングがSEとして欲しいなと。
イメージがパっと浮かんだので、あっと言う間に完成しましたね。
「男A? 男B? 男C? 男D!」のコーラスパートは男D6人分の声が多重録音されています。美しいですね。
ギターはキレッキレのカッティングがキラリと光ってますね。イントロは太陽に吠えろのオープニングテーマのようですね。ついパロってしまったようです。プロデューサーのRyuhey氏が思う男らしさのイメージなのでしょう。
プロデューサーはハードボイルド映画のBGMのような仕上がりをイメージしていたようなのですが、どうでしょうか?本人はよくわからなくなってしまっていたようです。皆さんが気に入ってくれたのならなによりです。
男D個人的には「風に飛ばされてしまった男D」が気に入っています。
This is the hardboiled
この曲もイメージはハードボイルド映画のBGMです。シックなダンディズムを匂わせる為にジャズっぽくしてみたようです。終始動き回るウッドベースのラインが気に入ってます。ブラスセクションもハデでイイですね。ゴージャスが男Dにはよく似合います。
スパイなの?私立探偵なの?など、色々と想像させながらも何なのかは言わないというところが気に入っています。とにかくヤバいくらいハードボイルドなのです。男Dなのです。
この曲もギターのカッティングがキレまくってますね。スキだなぁ、こういうギター。上手いなぁ、オレ。いや、Ryuhey氏。独りでレコーディングしていると誰も褒めてくれないので寂しいそうです。
プロデューサーの音楽的インテリジェンスな部分がジャズスタイルを通してカンジられる一曲ではないでしょうか。
Don't cry,baby
ライブでも着ていましたが、男Dはポールスミスのスーツを身に纏っています。言ってしまえば、男Dをやる為にポールスミスのスーツを購入しました。そして、こンな歌を歌っていたらオモシロいなぁ、っていう思いつきです。思いつきで買うものとしては高い買い物でしたね。今のところCDが売れたところで採算が合わないです。笑っていただけたなら幸いです。
歌詞の内容とはウラハラなサウンド。実にムーディーです。スーツが汚れるとか、スケールの小さいことを言っているのに男Dを好きになってしまう。惚れてしまう。そンなことが起これば男Dの音楽性は優れていることが証明できると思ったのです。
惚れました?惚れてませンか?そうですか。
エレピの音がエレガントかつ情熱的ですね。それに絡みつく左右のファンクギター。しっとりとしたウネリを与えるベースライン。タイトなドラム。完璧なアレンジです。アレンジャーは誰だ?Ryuhey氏です。
彼はスゴいです。男Dもズッコン、いや、ゾッコンです。